午前2時、タイムカードは00:00で止まっている。でも俺の仕事は終わらない。
「残業代って請求できるのか?」と頭の片隅で思いながら、翌朝8時にはまた席についていた。24歳、入社9か月。月の残業は毎月100時間を超えていた。
逃げていい。辞めていい。そして──残業代は絶対に請求していい。
この記事では、俺が実際にやった「残業代43万円を取り戻すまでの全手順」を、2026年最新の法律情報とともに公開する。証拠の集め方から弁護士への依頼まで、今日の30分で動き出せるように書いた。
—
午前2時のオフィス──これが俺の毎日だった

入社したのは東京の中小広告代理店。「若手は気合いが大事」という文化で、定時退社は「やる気のない証拠」扱いだった。
残業代? そんな話を誰もしない。「会社への貢献が当たり前」というプレッシャーの中、19時以降の残業はタイムカードを自分で00:00に修正させられていた。
これは立派な違法行為だ。
労働基準法第37条は、法定時間外労働(1日8時間・週40時間超)に対して25%以上の割増賃金の支払いを義務づけている。深夜(22時〜翌5時)は50%増し、月60時間超も50%増し(中小企業も2023年4月から適用済み)。俺の場合、月100時間残業のうち約40時間が深夜帯。単純計算で月35万〜45万円の残業代が発生していた計算になる。
「これって普通じゃないのか?」と思っている人に言いたい。普通かどうかは関係ない。法律が支払いを義務づけている。 それだけだ。
—
残業代は「法律上の権利」。請求しないのは損するだけ

残業代を請求できる時効は3年(2020年4月以降の分)。今日から3年前まで遡って請求できる。
会社が「うちは固定残業代があるから」と言ってくる場合も、固定残業代の時間数を超えた分は別途請求できる。「みなし残業」「裁量労働制」も、要件を満たさなければ無効になるケースがある。
重要なのは、「諦めた分だけ会社が得をする」構造になっているということだ。毎月我慢するたびに、会社の懐に残業代が積み上がっている。
—
残業代の計算方法:今すぐスマホで計算できる
難しい話は後回し。まず「いくら取れるか」を計算してみよう。
基本の計算式
“`
残業代 = 基本給 ÷ 月所定労働時間 × 割増率 × 残業時間数
“`
具体例: 基本給25万円 / 月所定労働時間160時間 / 月100時間残業(うち深夜40時間)の場合
- 時給換算:250,000 ÷ 160 = 1,562円
- 通常残業(60時間):1,562 × 1.25 × 60 = 約117,000円
- 深夜残業(40時間):1,562 × 1.50 × 40 = 約93,700円
- 月合計:約210,700円
3か月分でも約63万円。1年分なら250万円を超えることもある。
会社がタイムカードを改ざんしていても戦える
証拠は「ある分だけ」で戦える。以下があれば十分だ:
- PCのログイン・ログオフ記録
- 業務メールの送受信タイムスタンプ
- Slack・チャットツールの履歴
- 入退館セキュリティ記録
- スマホのGPS位置情報ログ
「証拠がないから無理」と諦めるのは早い。弁護士は会社に対して証拠の開示請求を行うことができる。
—
残業代請求の4ステップ【証拠収集→内容証明→労基署→弁護士】
STEP 1:証拠を集める(今日から始める)
前述のPCログ・メール・チャット履歴を今すぐスクリーンショットで保存する。同時にパワハラ日記アプリの活用が強力だ。「ハラスメント記録 アプリ」「勤怠 日記 アプリ」で検索すると出てくる専用アプリに、日付・時刻・上司の発言・状況を毎日記録していく。
これが100件たまると、労基署や弁護士に提出できる立派な証拠書類になる。毎日5分でいい。「今日も0時まで残業、上司に『何やってるんだ』と怒鳴られた」──その一行が後で金になる。
STEP 2:会社に内容証明郵便を送る
証拠が揃ったら「残業代を支払え」という内容証明郵便を会社に送る。これで時効の中断と交渉の正式開始ができる。ただし会社側が「計算が違う」「証拠が不十分」と反論してくることが多い。一人でやると心理的に消耗する。
STEP 3:労働基準監督署に申告する
労基署への申告は無料。ただし調査には時間がかかり、会社への強制力が弱いことも多い。動いてくれない場合も覚悟しておく必要がある。
STEP 4:弁護士に依頼する(最速・最確実)
弁護士が動くと会社は法的プレッシャーに晒される。未払い残業代に加え、遅延損害金(年3%)+付加金(最大同額)まで請求できるケースもある。成功報酬型(回収額の20〜30%)が多いので、初期費用ゼロで動いてもらえる。
—
パワハラ日記アプリで証拠を積み上げる
残業代請求と並行して、パワハラの記録も同時進行で進めよう。残業を強制するパワハラ行為は、慰謝料請求にもつながる。
おすすめの記録手段:
1. ハラスメント専用日記アプリ(例:ハラ記):日付・時間・状況・発言を記録してPDF出力できる。弁護士にそのまま渡せる形式
2. スマホのボイスメモ:上司の暴言をそのまま録音。日本では自分が当事者の会話を一方的に録音することは適法
3. 業務チャットのスクリーンショット:「早く帰ったら評価下げる」「残業できないなら辞めろ」──これらも証拠になる
毎朝吐き気がする、上司の声を聞くだけで体が固まる──それはすでにパワハラ被害だ。逃げていい。辞めていい。 そして逃げる前に、使えるカードは全部回収していい。
—
会社が「詐害行為」で資産隠しをするケース──弁護士が必要な理由
残業代請求が通りそうになると、悪質な会社はこんな手を使う:
- 会社の資産を別の関連法人・別口座に移す
- 社長が「会社には払える金がない」と言い張る
- 突然会社を廃業・解散させて逃げる
これが詐害行為だ。債権者(残業代を請求する労働者)を害することを知りながら財産を処分する行為で、民法424条に基づいて詐害行為取消権を行使できる。つまり、移した財産を法的に取り戻せる。
「詐害行為 企業」「会社が倒産しそう 残業代」で検索してくる人は、まさにこのパターンを疑っているケースが多い。一人での対抗はほぼ不可能だ。弁護士に早めに動いてもらうことが、逃げ得を許さない唯一の手段になる。
—
退職代行+残業代請求を同時にやって一気に解決した
俺が実際にやったのは、退職代行と残業代請求の同時依頼だ。
一人で会社に「辞めます+残業代払ってください」と言うのは、心理的にほぼ不可能に近い。ブラック企業は「脅し」「泣き落とし」「引き止め」を全力でやってくる。上司が怖くて辞めると言えない状態で、残業代まで要求するのは現実的ではなかった。
退職代行を使うと:
- 本人は会社と一切連絡しなくていい
- 弁護士が交渉するから会社も強く出られない
- 残業代・未払い給与の請求を退職と同時に進められる
- 即日退職で翌日から出社不要
弁護士法人みやびの退職代行は弁護士が直接対応するため、残業代請求・有給消化・未払い給与の回収まで一括で動いてもらえる。24時間対応・後払い可能なので、今夜相談することもできる。
費用を抑えたい場合は、労働組合運営の退職代行モームリも選択肢だ。追加料金なし・返金保証付きで、コストを最小限に抑えながら会社との交渉ができる。
👉 公式サイトをチェック
—
あなたが今日やること
「明日やろう」は絶対にやめてくれ。証拠は消えるし、時効は毎日進む。今日、30分だけ動こう。
✅ 今日のアクションリスト(30分でできる)
- [ ] 1. スマホで過去1〜3か月のメール・チャット・PCログのスクリーンショットを今すぐ保存する
- [ ] 2. パワハラ日記アプリをインストールして、今日起きたことを1件記録する
- [ ] 3. 自分の基本給と月残業時間をメモして、上の計算式で残業代の概算を出す
- [ ] 4. 弁護士法人みやびの退職代行に無料相談を申し込む(24時間対応・相談無料)
- [ ] 5. 退職代行モームリのサイトを確認して、自分に合う選択肢を比較する
👉 返金保証付き・無料相談24時間
—
辞めることは負けじゃない。残業代を取ることは当然の権利だ。
毎日消耗しながら「会社のために」と積み上げた時間の対価を、法律はちゃんと守っている。あとは、その権利を使う一歩だけだ。
今日の30分が、3か月後の43万円になる。
—
*最終更新:2026年5月*
📊 今回紹介した商品を比較